
小型熱交換器ボール洗浄装置 CCS
空調システムのための省エネルギープログラム
タプロゲ式小型熱交換器ボール洗浄装置 CCS は、空調設備の冷却水熱交換器向けに、実績あるタプロゲの洗浄原理を基に開発しました。たとえ閉じた冷却水系統であっても、水冷式かヒートポンプ式かを問わず、マクロファウリングは熱効率を低下させます。
機能性とコストを鑑みると、小型熱交換器(典型的な冷却水量 約125-1,750㎥/h)には、捕集器F1型とT1型が最適なソリューションといえます。熱交換器を通過したタプロゲ洗浄ボールは、捕集器で冷却水から分離されます。 洗浄ボールは、回収器と循環ポンプからなるボール循環ユニットにより再び熱交換器の前に戻されます。運転情報を基に自動で運転するようプログラミングされています。
仕様
型式: | CCS |
適用可能流量: | 125 – 1,750 m³/h |
接続可能口径: | 150 – 500 mm |
スクリーン仕様: (F1型) | 縦スクリーン、溶接部なし |
材質: | 構造用炭素鋼(接液部ゴムライニング) |
設計温度 | 80 °C |
制御方式: | 全自動運転 運転頻度は選択可能 |
オプション: | 対応可能(例: 圧力、温度の測定ポイント) |
特別仕様: | 対応可能 |
技術的特徴とメリット
- タプロゲ式 CCSは、熱交換器の良好な熱伝達を継続的に維持すると同時に、消費電力を10-20%低減することでコンプレッサーの摩耗も軽減します。
- 設置スペースと機能性に配慮した設計で、発電設備分野で実績のあるタプロゲの洗浄原理とタプロゲ洗浄ボールを用いて最適化を実現します。
- 仕様に合わせモジュールを選択できるため、個々の仕様に最適なソリューションを提供します。
安全性
「私たちの経験はお客様の安全に繋がります」
- スポンジボールを用いた連続細管洗浄のイノベーターおよびマーケットリーダーとして、私たちは自分たちの行いに自覚的です。
- 世界で最も多種の洗浄ボールの品揃えで、お客様のプラントの最適運用と個別の課題解決に貢献できます。
- 自社開発による、冷却水の種類に合った、洗浄効果の見える洗浄ボールを提供します。
製品特長
- フローテストを繰り返し実施して実現した最低レベルの圧力損失
- 繊維状異物の絡みつきやもつれを防ぐエッジバー構造
- 楕円形スクリーンに代わり、より短い時間で設置可能なファンネル式 T1型も選択可能
リファレンス
350台以上の納入実績
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