ボール捕集器 E1型
連続機械洗浄-効率的にプログラミング
ボール捕集器E1型のタプロゲ式洗浄ボール洗浄装置は、熱交換器や復水器の冷却配管:適用冷却水流 約 100 – 6,000 m³/h を自動で連続的に機械洗浄します。流体力学的に最適化され、逆洗可能な楕円形スクリーンを備えています。熱交換器の入口部からボール注入ノズルを介して投入されたタプロゲ洗浄ボールを冷却水から分離する役割を担います。洗浄ボールは、ボール循環ユニット(ボール循環ポンプ、ボール回収器など)により再び熱交換器入口まで戻され、再び冷却水流に戻されます。装置は、シーケンサにより制御され、プラント運転中でも必要な情報を基に洗浄プロセスを確実に実行するようプログラミングされています。
仕様に応じて最適なモジュールをご提案します。
仕様
型式: | E1型 |
適用流量: | 100 – 6,000 m³/h |
接続可能口径: | 150 – 1,000 mm |
スクリーン仕様: | エッジバー(格子状)、ブレーシング構造、直立型、溶接部なし |
材質: | 構造用炭素鋼(接液部ゴムライニング) |
設計温度: | 最高80 °C |
制御盤: | シーケンサ制御方式 |
オプション: | ボール循環監視装置(BRM) ボール循環効果監視装置(BEM) |
特別仕様: | 対応可能(例: 防爆仕様) |
据付: | 対応可能 |
技術的特徴とメリット
- タプロゲ式ボール洗浄装置は、熱交換器の熱伝達を維持し、ミクロファウリングによる問題を解決します。
- システム全体の効率に加えて、モジュール構造ゆえの信頼性と永続性にも妥協はありません。ボールの注入ノズル、逆洗可能なスクリーンを備えた捕集器、ボール循環ポンプ、ボール回収器、制御盤からなる循環ユニット、いずれのモジュールもシステム構成機器として設計されています。
- モジュール設計により、当社のプロジェクトエンジニアは実際の納入経験から得たノウハウを基に、柔軟にシステムを構築できるようになりました。材質の選定はもとより、捕集器やボール循環ポンプなどのモジュールを含むプロセスエンジニアリングの原則に基づいたカスタマイズによって、お客様ごとに異なる課題を解決に導きます。
安全性
「私たちの経験はお客様の安全に繋がります」
- スポンジボールを用いた連続細管洗浄のイノベーターおよびマーケットリーダーとして、私たちは自分たちの行いに自覚的です。
- 世界で最も多種の洗浄ボールの品揃えで、お客様のプラントの最適運用と個別の課題に貢献できます。
- タプロゲ式ボール洗浄装置の上流に、マクロファウリング対策としてタプロゲ式PR-BW型フィルタを設置すると、良好な熱伝導の維持がより継続的に期待できます。
製品特長
- 当社比で、最低レベルの圧力損失
- 第2の水流を誘発させ、スクリーン中心部に大型異物の滞留を防止
- 繊維状異物のからみつきやもつれを防ぐエッジバー構造
- 腐食の原因となる溶接部のないブレーシング構造のスクリーン
納入実績
2,700台以上
© TAPROGGE Gesellschaft mbH