膜技術を用いた海水淡水化プラントにおけるIN-TA-CT®
膜技術を用いたプラントでの前処理
最も広く使用されている膜を用いた脱塩プロセスは、逆浸透膜(Reverse Osmosis=RO)によるものです。核となるのは逆浸透膜です。このようなプラントは設計上、非常によく精製された水を必要とします。
タプロゲの IN-TA-CT® モジュールは、前処理プロセスを最適化します。
建設費の低減、運用コストを削減するコンセプト
水の取り込みは特許取得済みの TAPIS® によって行います。廃棄処理に費用を掛けずに異物対策ができ、水生生物の保護も可能です。PR-BW 100-FC 型フィルタは、UF膜を損傷する可能性のあるすべての粒子を確実に水から除去します。
非常に大規模なRO膜プラントでは、従来型の前処理システム (コースバースクリーン やファインバースクリーン) によって異物が取り除かれます。 高価でメンテナンスの手間のかかるトラベリングバンドスクリーンの代わりに、高性能PR-BW 800型フィルタを設置することでポンプ保護が可能になります。また、PR-BW 100-FC型フィルタは、膜を傷つけることはありません。
高性能PR-BW 800型フィルタであれば、極端な環境下、例えばクラゲの異常繁殖などの場合でも運転を続けます。
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